「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。」
(新約聖書 ローマの信徒への手紙12章15節)
わたしたちの教会には人間の誕生から死に至るまで、人生の全てに関わる大切な働きが委ねられています。
ドイツの諺に次のようなものがあります。
「 悲しみを共に分かち合う時、悲しみは半分になり、喜びを分かち合う時、その喜びは二倍となる 」
確かに私たちは、どのような困難の中にあっても、「自分は一人ではない」ことを感じているか否かでは、同じ状況でも全く違うことを知っています。
私たち教会に集う者も、一人の同じ人間として出来ることは限られますが、少しでも皆さんの人生に寄り添うことが出きればと願っています。
イエス・キリストはこう呼ばれています。
「インマヌエル:神は私たちと共におられる」
(マタイによる福音書1章23節)
神の子キリストがなぜこの地上に人間としてお生まれになったのか。それは「あなたは一人ぼっちではない。」ことを知らせるためでもありました。
あなたの人生の様々な出来事を通して、「神があなたと共におられる」ことを知って頂けることを祈りつつ。